『坂本龍馬』 (洋泉社MOOK)で龍馬の生涯概説と、映像の中の龍馬、小説の中の龍馬、新選組との関係のコーナーを執筆しました。

『坂本龍馬』 (洋泉社MOOK)で、龍馬の生涯概説と、映像の中の龍馬、小説の中の龍馬、新選組との関係などについて書きました。龍馬の映画を調べていたら、戦前無声映画のお宝キャラクターだったことがわかりました。不勉強でしたが、阪東妻三郎も龍馬を演じるのが好きだったんですね。
 米国日本学者、マリアス・ジャンセンの『坂本龍馬と明治維新』(1961刊、1965訳書刊)を再チェックしたんですが、あらためて名著だと思いました。米国自由民主主義の肯定前提の研究書であるとはいえ、戦中のベネディクトの『菊と刀』もそうだと思いますが、結論に至るまでの、つまり結論はともかく、調査・分析は非常にフェアで勉強と参考になります。


「もっと知りたい! 真田丸」 (TJMOOK ふくろうBOOKS 宝島社)で「真田十勇士の謎」のコーナーを執筆しました。

「もっと知りたい! 真田丸」 (TJMOOK ふくろうBOOKS 宝島社)」で、6ページほどのミニコーナーですが、真田十勇士について書きました。
 ここで出てくる雪村も十勇士も架空の人物ですが、「真田十勇士」という名称が世に登場するのは大正2(1913)年。現代の方によっぽど近いヒーロー・キャラクターなわけです。ただ、その想像力の根っこは、夏の陣直後には歌われていたとされていますが、ともかく早い時期には流行っていたらしい「花のようなる秀頼様を、鬼のようなる真田が連れて、退きも退きたり加護島へ」の歌にあります。いわゆる「薩摩落ち」の伝説、秀頼も幸村も大坂の陣を生き延びた説もここから来ますが、それよりもこの歌は、当時の庶民がどれだけ秀頼に同情、または愛していたかの証拠になる歌だと見る方が面白いと思います。古来、時の政権を嫌って見るのがどうも日本の伝統のように思います。


「フランス映画祭 2016」公式サイト、「Talents Tokyo 2016」公式サイトがオープンしました。

2016年度で14回目の開催を迎える「フランス映画祭」の今年度オフィシャルサイトがオープンしました。Wordpressによるウェブサイト基礎建築、出力設計および設定ならびにコンテンツ運用を担当しております。フランス映画祭2016は、2016年6月24日(金)~6月27日(月)、有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇で開催されます。

Screenshot of unifrance.jp

「フランス映画祭2016」公式サイト(WordpressによるCMS構築とコンテンツ運用を担当)

東アジアおよび東南アジアの若い映像作家、映画監督、映像プロデューサーを支援する「Talents Tokyo」の2016年度オフィシャルサイトがオープンしました。Wordpressによるウェブサイト基礎建築、設計・デザイン、コンテンツ運用を担当しております。

Screenshot of talents-tokyo.jp

「Talents Tokyo 2016」公式サイト(WordpressによるCMS構築、サイト設計・デザイン、コンテンツ運用を担当)


『大河ドラマ検定 公式問題集』(NHK出版)の編集と執筆に携わりました。

 平成28年2月25日発売の『大河ドラマ検定 公式問題集』(NHK出版)で編集と執筆を担当しました。大河ドラマの舞台となった各時代・時期の史実概説と年表・人物説明の編集・執筆、54作目「花燃ゆ」までの作品紹介を担当しました。
 大河ドラマは一部江戸期の中~後期をのぞき、平安末期から明治維新まで作品の舞台がありますから、史実概説を書くにあたって通して見直すことができ、あらためて勉強になりました。数千年にわたる、各政権予備群の朝廷勅命の獲得合戦がいわゆる日本史と言うこともでき、その点で言えば朝廷はいずれの時代にあっても究極の不偏不党の存在、誤解を恐れずに言えばブラックホールであったと言うこともできるかもしれません。それが揺らぎを見せる戦国期と明治維新期の特に長州征討期、そして現代というのは、やはりエポックなのだという気がします。


『朝ドラの55年―全93作品完全保存版』(NHK出版)の編集と執筆に携わりました。

 平成27年10月17日発売の『朝ドラの55年―全93作品完全保存版』(NHK出版)で編集と執筆を担当しました。
 1960~70年代の初期時代を中心に30作品強の解説と雑話、制作陣の取材記事を書いています。
 放送博物館所蔵の台本群やサービスセンター所蔵のグラフNHKのバックナンバーはきわめて興味深い資料でした。
 獅子文六、壺井栄、武者小路実篤、川端康成らの原作による文芸路線で始まった連続テレビ小説(朝ドラ)の初期作品群は、現在、その映像のほとんどは見ることができません。当時ビデオテープはあまりにも高価、上書きして使われて残っていないからです。
 原作とされる小説群にあたって情報を補強しましたが、その中では小さな新発見もあって勉強になりました。


「フランス映画祭2015」公式サイトがオープンしました。

2015年度で13回目の開催を迎える「フランス映画祭」の今年度オフィシャルサイトがオープンしました。Wordpressによるウェブサイト基礎建築、出力設計および設定ならびにコンテンツ運用を担当しております。フランス映画祭2015は、2015年6月26日(金)~6月29日(月)、有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇で開催されます。

≫「フランス映画祭2015」オフィシャルサイト